みなさん、こんにちは。
第一ゴルフのA級フィッター、神戸垂水店の前田です。
台風が過ぎ去ったあとグッと気温は下がり
少し肌寒くなってきました。
こういうときは体調を崩しやすいので気をつけてくださいね。
さて本日フィッティングにお越しくださったU様。
ドライバーが上手くいかないということで診てみると
H/Sは42~43m/s、アウトサイドインのACタイプ。
肩のラインをスクエアにしてインパクトすると今の
クラブ(460㏄で重心距離長め)ですとやはり掴まらず
スライス気味に・・・なので右肩をかぶせフェースをかぶせる
ように使うのでカット軌道がきつくなるという典型的なスライス
で悩むパターンの方です。
こういうスイングで球を真っすぐ飛ばそうとしてる
方は多いですね。
でもそれはやはりなかなか上手くいきません。
逆に良かったアイアンなんかが悪くなったりもします。
まずはシャフトの選択ですがACタイプの方は
切り返しで力むとカット軌道になってしまいますので
まずは切り返しのしやすいシャフトを、そしてダウン
スイングからインパクトにかけては滑らかにかつ
スピーディーに戻ってくるシャフトがよいので
TRPX メッセンジャー1st SR
少し軟らかめにしてるところがミソです。
このシャフトは本当に良く出来ています。
合わない人はいないのでは!?というぐらい
万能なシャフトですね。
そしてヘッドですがACタイプの方はややリストの使い方が
弱い方が多いのでやはりヘッド自身に返ろうとする要素を
持ったヘッド選択が必要です。
そこでおすすめしたのが
Sヤード XV
あの小林健治氏の渾身の作のヘッドです。
450㏄でありながら32.91mmという超短重心
設計が抜群の掴まり感を醸し出してくれます。
ヘッド自体が返ってくれようとしますからそれに
合わせて振っていけば自然と球は掴まるはずです。
ロフトは10.5°を選択。
ACタイプの方は球が高い方が多いのですがそれはフェースが
開く、スピン量が多い等の理由で球が高いだけで球を掴まえれる
ようになると実は球の高さは低くなるのが普通です。
しかしそれを安易にロフトを立てて球を低くしようとする方が
多い訳ですがそれでは一向に良くならないんですよね。
ミスにミスを重ねるようなもんです。
U様も実際マイクラブでは打出し角17°、バックスピン量
4000回転位とかなりの高弾道でしたがこのXVの試打
クラブで打つと打出し角15°、バックスピン量2800回転
と大きな違いになって表れました。
飛距離が伸びてるのは言うまでもないですね。
この組み合わせで作成することになりました。
みなさん、やはり多いのが間違いの治し方を間違ってる
ということです。
実は簡単に治るところがわざわざ難しくしてる方が
フィッティングをしていて本当に多いですよ。
悩んでスランプになる前に早めの対処をおすすめします。
フィッティングのご来店お待ち致しております。
第一ゴルフフィッティングスタジオ神戸垂水店 前田