みなさん、こんにちは。
第一ゴルフのA級フィッター、神戸垂水店の前田です。
本日フィッティングにお越しくださったのはアイアンで
フックに悩むT様。
H/Sは40~41m/s、インサイドアウトのFHタイプ。
ウッド系はそうでもありませんがアイアンになるとフック回転が
きつくなってしまいます。
そういう方の対処法として大事な点が
FP値(フェースプログレッション)
ウッド類は基本シャフトの軸線よりフェースは前に出てるのが
多いと思いますがアイアンは逆にシャフトの軸線より後方に
フェースがあります。
その結果、インパクトでフェースが被って当たりやすくフック回転
のきついボールになってしまいます。
なのでFP値の大きいヘッドを選ぶ必要があるのですが一般的には
マッスルバック等の難しいヘッドしかないのが現状。
そこでおすすめしたのが
ミウラクラフトマンワールド
三浦技研製のヘッドで細かくユーザーの要望にお応えできるシステムで
なおかつアップチャージのない素晴らしい制度。
今回のT様の場合、ヘッドはやややさしめでとにかくFP値を
大きくすることでフック回転を少しでも減少させるのが目的。
そこで選んだヘッドは
三浦技研 CB-1008
ソールが大きく低重心、やや大きめのキャビティ構造がスイート
スポットを広くしやさしさを醸し出してくれるヘッドです。
このヘッドのFP値をT様に合わせてオンセットの方向に調整。
これが通常のFP値のヘッドですが
T様に合わせたFP値だとこんな感じに仕上がります。
全然形状が違いますね。
これが通常。
これがT様に合わせた形状です。
シャフトからネック、そしてリーディングエッジへと繋がる
ラインが全然違いますよね。
これで今までフック回転のきつかったのが見違えるような綺麗な
ドローボールに。
シャフトは軽・硬のNS850のSを装着。
この組み合わせでの作成となりました。
アイアンをフィッティングする上でまずはシャフト、そしてその他の
要素としてライ角やヘッド形状等がありますがこのFP値を合わせると
いうことはとても大切なんです。
しかしそこの調整が出来るのは今のところ三浦技研のアイアン
だけなんですよね。
今回のT様のようにFP値を大きくするパターンもあれば逆にFP値を
小さくしてあげた方が良い結果になる方もおられます。
何にせよフィッティングでクラブを合わせるということが大事と
いうことです。
クラブが合えば飛ぶ、振りやすい、上達が早い!!
あなたの上達をお約束する第一ゴルフです。
フィッティングのご来店お待ち致しております。
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kobe@daiichi-golf.co.jp
フィッティングの際は必ずご予約の上、ご来店
くださいますようお願い致します。
第一ゴルフフィッティングスタジオ神戸垂水店 前田