みなさん、こんにちは。
第一ゴルフのA級フィッター、神戸垂水店の前田です。
明日からどうやら本格的に梅雨となりそうですね。
雨の日は無理にラウンドにいかずに自分のクラブが
あってるかどうかを見つめ直すのはいかがでしょうか!?
さて本日フィッティングにお越しくださったK様。
漠然と今より飛距離の伸びるクラブが欲しいと・・・
普通なら軽くするや長くするという解決法が一般的ですが
(現に市販クラブはそうなっていますよね)
実はそうじゃないパターンも多く存在します。
このK様もその一人。現在使用のクラブは飛距離アップを
目指して軽量かつ長く造られたクラブでした。
しかしスイングのデータを取っていくとややアウトサイドインの
ACタイプ。切り返しでタメが作れず右肩が突っ込み、ヘッドが
カット気味に入る、バックスピン量がかなり多めになっていました。
そこでまずはこのタメが作れないというポイントを改善しなくては
なりません。
そこでおすすめしたのが
フジクラ ランバックス タイプX
手元の軟らかさが自然とタメを作り右脇をしめやすく
してくれるシャフトです。
よりしなりを感じてもらいやすくするために敢えて
軟らかめ(R3)を選択致しました。
(後におすすめするヘッドの影響もあります)
このシャフトを試打してもらうととにかくミート率が
格段に良くなりボール初速も上がってきました。
(これだけでもかなりの飛距離アップが可能です)
そして多かったバックスピン量にメスを入れるべく
おすすめしたヘッドが
当社自慢の
ジュピター435GT
重心距離の短いやや小ぶりのヘッドがつかまりを
助けさらに
このディープなヘッドがバックスピン量を激減してくれます。
(あまり球が低くなりすぎると飛距離ロスになりますから
先ほど敢えて軟らかめのシャフトをおすすめしたわけです)
3500~4000回転程あったバックスピン量が一気に
3000を切るぐらいになってきました。
(これでさらに飛距離アップが可能となりました)
最終的にミート率のアップ、スピン量の減少を達成する
ために敢えて短めをおすすめ(45.5インチ)し作成となりました。
飛距離アップを望まれてる方は多いと思いますがやはり
まずは改善すべきポイントを把握するということが大切です。
そのためにフィッティングは不可欠ですね。
みなさんのご来店お待ち致しております。
第一ゴルフフィッティングスタジオ神戸垂水店 前田