みなさん、こんにちは。
第一ゴルフのA級フィッター、神戸垂水店の前田です。
三寒四温という言葉が本当にぴったりな季節ですね。
最近比較的暖かかったのに昨日今日とまた寒くなり
体調管理が非常に難しい季節ですのでみなさんも
気を付けてください。
さて本日早速フィッティングに来てくださいましたT様、
遠路遥々わざわざ当店までお越しくださいまして本当に
ありがとうございます。
このT様のお悩みはドライバーでの球が上がらず飛距離
不足に悩まれておりました。
H/Sは38縲鰀40m/s、ややアウトサイドインのフェードヒッター、CDタイプ。
球の低い原因はまずバックスピン量が少ないこと。(計測すると1500縲鰀
2000回転程度)そして打出し角が低いことでした。(こちらは8度から9度
ぐらいでかなり低い)
このような現象になるには色々な原因があるのですがまずは現在T様が
使用しているクラブに第一原因がありました。
それは極度なフックフェースだったことです。
アドレスした段階ですでにかなりフェースが左を向いています。
これでは左に飛ぶイメージしか出ないのでクラブを逃がして使う
ようなスイングになってしまいます。そうすると力のない弾道でボ
ールは右にしかいかなくなるんですよね。
そして普通だとフェースが開いてボールが右に行くようになると
スピン量、打出し角とも上がるのですがT様はホームコースが
ドロー球が有利ということでインパクトだけで調節してドローを
打とうとされていました。
それが最初の低弾道、低スピンになってた原因です。
まずはシャフト選びです。弾道を高くするためにはやや軽めの
シャフトで先端のしなり戻りが速いシャフトがおすすめです。
CDタイプの人にはとても好評のこのシャフト↓↓↓
ロンゲストヤードLY-01
クレイジー社の看板モデルで当店でも非常に良く
売れかつ良い結果を出してくれているシャフトです。
T様のヘッドスピードからするとR3がおすすめです。
(このシャフトはR3と言えどもやや硬めです)
そして次にヘッド。ここが難しいところです。なぜかというと
最新のヘッドはスピン量が少なくなるように設計されてること
が多いですし球の上がりやすいモデルはフックフェースが多
いのです。
しかし第一ゴルフは最新モデルに当てはまらない方も多くいる
ことはわかっていますのでオリジナルでちゃんと作ってあります
しまたそのヘッドが非常に好評なのです。
それがこれ↓↓↓
シャローフェースで球が上がりやすくスピンも少し増える
ように設計してあります。
この組み合わせの試打クラブがありますので実際に試打して
もらうと現在使用のクラブより20Yも飛距離がアップしました。
打出し角は13度ぐらいまであがり、スピン量は2500回転にまで
アップしたことで20Yアップが可能となりました。
T様にも気に入っていただけこの仕様でのオーダーとなりました。
あと最後に少しだけ技術面のレクチャー(アドレスの向き、ボールの
捉え方のイメージ)をしてフィッティング終了です。
タイトルに書いたようにアドレスはとても重要なポイントでそこを間違えて
構えてる方が非常に多くいます。そういう方は自分の持ち球とは逆球が出
てる方が多いのでそういう方は1度フィッティングを受けて自分のスイングは
どうなのかを見てみれば解決法は見つかるはずです。
みなさんのご来店心よりお待ち致しております。
T様、遠くよりのご来店ありがとうございました。何かありましたらご遠慮なく
お申し付けください。
フィッティングスタジオ神戸垂水店 前田