みなさん、こんにちは。
第一ゴルフのA級フィッター、神戸垂水店の前田です。
本日フィッティングにお越しくださったのはO様。
アイアンのフックでお悩みでした。
H/Sは43~44m/s、ややインサイドアウトのEFタイプ。
良いインパクトを迎えた時はややフック回転がきつくなりボールは左へ・・・そしてそれを嫌がるとややプッシュやハーフトップという感じでした。
ここで普通はシャフトの性能で左を止めようとします。
それで上手くいく場合もありますが逆に振りにくくなってスイングを崩すこともあります。
O様はそのタイプでした。
なのでまずは振りやすいシャフトを探すことから始めます。
何本かテストした中でバチッとはまったシャフトが
KBS
TOUR 120 S
比較的手元が緩いKBSは切り返しがしやすく先端は程よく走ってくれる良いシャフトです。
先が走る=掴まるシャフトなのでEFタイプのO様には不向きかと思ってしまいますがこのシャフトが振りやすいのだから仕方がありません。
ここからはヘッドでフックを止めるのですがその時に大事になってくる数値がFP値(フェースプログレッション)。
簡単に言うとストレートネックかグースネックかということです。
このFP値をお客様のスイングに合わせて調整できるのはこのメーカーしかありません。
三浦技研
ミウラクラフトマンワールドという色々なことが出来るのにアップチャージなしという素晴らしい制度があります。
まずは構えた感じやバックフェースのデザイン等アイアンを決める際には人それぞれの好みがあります。
その中でO様が気に入ったヘッドは
MC-501
MC(マッスルキャビティ)というカテゴリーのヘッドで見た目はマッスルバックながらキャビティのやさしさも兼ね備えた人気のヘッドです。
このMC-501のスペックはこんな感じです。
ここで問題となるのはこのMC-501のFP値。
ミドルアイアンで3点台というのはどちらかと言えばややグースネック寄り。
案の上、このヘッドで試打してもらうとやはりやや左曲がりの弾道。
そこで私がこちらを打ってみてくださいと勧めたクラブのスペックは
ミドルアイアンでFP値が5点台のヘッド。
このヘッドで試打していただくと見事なぐらい左回転は解消されきれいなドローボールが連発。
O様が気に入ったMC-501をこのヘッドの数値に近付けて作成。
通常はこんな感じですが完成したMC-501は
ヒール部の窪みがなくなっていますよね。
こういうことが出来るのが三浦技研の凄い所なんです。
数値的には数ミリの世界なんですがそれが弾道には大きく影響してきます。
みなさんも自分に合ったアイアン、作ってみませんか
クラブが合えば飛ぶ、振りやすい、上達が早い!!
あなたの上達をお約束する第一ゴルフです。
フィッティングのご来店お待ち致しております。
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フィッティングの際は必ずご予約の上、ご来店
くださいますようお願い致します。
第一ゴルフフィッティングスタジオ神戸垂水店 前田