御存じゴルフクラブの反発係数には『SLEルール』というものが存在し、反発係数0.83以上のクラブを使用しての競技は規制に引っ掛かることになります。
しかし、「プライベートゴルフであるなら問題ない!」ということで高反発クラブを使用し、ライバルに差をつけようという方も多いのではないでしょうか?
ところが、自分に合っていない高反発クラブを使ってもかえって飛んでない・・・なんてこともあります!
その理由は反発係数を高めるとトランポリン効果が発生して、ボールの初速こそ速くなるものの、バックスピンの量が減ってしまうからなんです。
野球でも伸びのいいストレートを投げるピッチャーとそうでないピッチャーがいますよね。玉が伸びる、というのはバックスピンが効いているからなのです。
つまり、あなたの飛距離を伸ばすのに必要以上の高反発クラブを使用してもスピン量が減ってしまって、かえって飛ばない・・・!という結果になってしまうのです。
「飛距離が欲しい、でも高反発クラブは使いたいたけれど自分に合ってないクラブを買ってしまったらお金が無駄になる・・・どうしたらいいんだろう?」という方にお勧めしたいのが、お手持ちのクラブをあなたのヘッドスピードに合わせて加工してくれる『高反発加工』です。
『高反発加工』なら、あなたのヘッドスピードを測定して、元々あるクラブのフェイスを薄く削り、反発係数を細かく測定しながら最適に加工してくれます。
あなたに合わせたクラブをプロの技で加工することで【ボール初速】・【バックスピン量】(それと【打ち出し角】)がともない、あなたの飛距離を伸ばしてくれるのです。
参考までですが、科学的には反発係数が0.01上がると10ヤードほど飛距離が伸びるそうです。
ライバルに差をつけたい、若い頃の飛距離が欲しい、そんな願いも現実的に思えてくる数字ですね。
これまでのお話は、プライベートゴルフを前提としたものでSLEルールを無視していました。
でも、競技ゴルフをしているプロ・アマチュアの方には関係ないというお話でもありません。
先程までのお話からも分かる通り、『高反発加工』であるなら、ルール適合内でギリギリまで反発係数を加工することが可能です。
プロが使うクラブはやはり、ルール適合内ギリギリのモノのようです・・・!
もちろん、プロであるからには一般人とはヘッドスピードが違いますから、ドライバーでもダウンブロー気味にスイングする等、我々とは随所に違いがある様です。
我々も高反発加工をすることでさらに最適なスイングを求めることが出来るようになるのかもしれません。
この点では、今までゴルフと、クラブと向き合ってきたシニアゴルファーの技術が活きるのではないでしょうか?
最後になりますが、高反発クラブも高反発加工も、あなたの手助けをし、よりゴルフを楽しくしてくれる以上のものではありません。
クラブは一緒にラウンドしてくれる仲間や練習あってこそ活きるあなたのパートナーであることを添えて締めたいと思います。
ありがとうございました。
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