★ドアが2枚しかないという事はカッコイイ!という意味。
★スポーツカータイプと言う事は、ゴルフ好き、試合にも出る、ボールは強く重たい球筋という意味。
★GTであるという事は振りやすく快適であるという意味。
「2ドアスポーツGT」をイメージし、理想のクラブを創りたかった私は、スタッフの試打ラウンドの報告を心待ちにした。
「シャープに振れてボールが捕まる。硬いシャフトも易しく打てる。」
「吹け上がらないのでランが多い。」
「芯に当たり易く曲がりにくい!」
「打感・打音がとても心地良い!」
「距離が出る!時々激飛びする!」
単にイイですよ!ではなく、具体的な報告が次々と返ってきた。新製品の試打ラウンドで、「ダメです。飛びません。つかまらないです。」の報告は社長に言いにくいものだ。が、彼らの腕は確かで、ダメな時は「音で好みが分かれそう。」とか「思い切り返した時はいい」とか遠回しにベストではないことを報告してくれる。今回は素直に二重丸と受け取って良さそうだ。
ヘッドは大きく安定性抜群、しかし見た目は小ぶりで決める!
「大きいのに小さい」435GTのヘッドを説明する際は、こう表現したい。「一般に大きなヘッドはスポットは大きいが重心がシャフトから離れるため返りにくい。」一方小さなヘッドは3Wのようによく返るが単純にスポットが狭い。435GTはこの難題を解決している。
名前は435だが、実際は450近く体積があり、手で触るとかなり大きい。一方シャフトがルール限界までヘッドセンターに近づけてあるため
1、芯に当たり易く、2、インパクト付近できれいにターンするという2つの大きなメリットが生まれる。大きなヘッドでありながら小さいヘッドの動き方をするのが435GT、そしてこれは凄い事なのだ。
だが、シャフトと組み合わせた時、基本ボディーが良いだけでは一人一人のフィッティングは不十分だ。そこで2つのチューンナップを用意した。ソールの3つのウェイトはかなりヘッドの返りを変えてくれる。シャフトは清水先生のVDチップを標準装備し、さらに芯に当たり、エネルギー伝達が素晴らしい。低弾道と中弾道の2つのロフトを採用し、それぞれにスケアとフックフェイスを用意した。考えられることは全て満たし435GTは完璧なクラブに仕上がった。あとは皆様に試打していただき、スタッフのチューニングを加えれば飛んで曲がらないクラブが誕生する。